先日、夫とプレスへ立ち寄りました。
女性向けのコーナーとは別に、
「新刊」のコーナーがあって、いろいろ目新しいものが並んでいました。
クロスステッチの図案集が出ていて、その名も「クロスステッチバイブル」(笑)
1800図案。中身がのぞけないのと、
WEB上でフリーパターンを手に入れやすいことから
いつものように横眼で眺めて終わりにするところでした。
「一度買ってみたら、手元にあるのと、サイトで見つけるのではまた違うよ」
夫に勧められ、買ってみました。
中は、ペイパーバックタイプ。
嬉しいことに、
すべての作品が見開きで《左側に作品:右側にパターン》 で載っています。
1800のモチーフはカテゴリー別にのせてあります。
アーベーセーデール(abécédaire)と呼ばれる、アルファベットの刺繍は
相変わらずたくさんの図案が入っています。
字体も図案も、一味違ったものが多くて、嬉しかったです。
クロスステッチと言うと、ヨーロッパで見かける図案は
この アーベーセーデール(abécédaire)が多く、
幼児向けのデザインがほとんどでちょっとうんざりしていた所です。
『アーベーセーデール(abécédaire)ばっかり』と夫に言ったら、
『仕方ないよ、基本だもの』との返事。
その昔、刺繍を始めた女の子が、
アーベーセーデール(abécédaire)練習をして、
上手になるころにお嫁入りの身の回り品を作る。
お嫁に入って、子供が生まれ、
子供が楽しみながらアルファベットを覚えられるように
オリジナルのアーベーセーデール(abécédaire)を作ってあげた、
ヨーロッパの生活の歴史がアーベーセーデール(abécédaire)の中にも
残っているのかもしれません。
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