襟を編んでゆきます
winknitの製図にはカーディガンの襟が簡単に作成できるようになっています。
ただ、ショールカラー(へちま襟)タイプは入っていないので、
winknitの製図を応用します。
作り目の目数やボタンホール位置はwinknitの製図そのままです。
もう一つ、
日本の前たてや、襟の編み方ですと身頃から目を拾いますが、
綴じつける方法を使います。
フランス式だと2通り、日本式と 綴じつける方法
winknitの製図と少し目数が変わりますが、計算方法は同じです。
裾のゴム編み部分=13目x2
前たて部分 =(19目+1目(ボタンホール))x4
襟前身頃側 =40目x2
襟後身頃側 =36目
合計302目
両端が表目2目続くようにしたいので、3目足します。
(302目は表編みから始まり、裏編みで終わります。
編み始めに一目表編みを足し、編み終りに2目表編みを足します―>計3目)
裾や、袖口のゴム編み同様に
10号棒針を使って305目作り目をします。
ショールカラーの外周になる部分なので、緩めに作ります。
上の写真のように、カーディガンの前身頃で目を減らした部分、襟側で増段をして
ショールカラーを作ります。
作り目が終わったら、
7号棒針に替え、表側、ねじりゴム編みにします。
ボタンホール
5段めで、左前になる側で、
12目目めと13目めで2目一度をし、かけ目をします。
その後18目そのまま編んで、
19目、20目で、2目一度をし、かけ目、これを4回行います。
下の写真では、かけ目、2目一度ですが、やりやすいほうで。
えり
10段編んだら、両側の前たてになる部分の目を休め、
11段目はそのまま編み、
その後、1段毎2目2回+1段毎1目1回を回行います。
32段目まで編んで目を休めます。
襟が出来上がったところです。
綴じ付け
前身頃と後身頃の肩をはぎ合わせます。
肩下がりをつけて、
編み終った段階で、綴じようの糸端を残してあります。
この糸を使って綴じてゆきます。
今回は、肩下がりをつけながら伏せ目をしたので、
「メリヤスはぎ」の方法を使います。
はぎ終わった、表側と、裏側です。
接ぎ終わりの糸は
つないだ部分の山になっている個所に
何箇所か毛糸針で糸をくぐらせてから糸を切ります。
襟と前たて部分の綴じ
身頃に、前たて、襟の部分を待ち針で仮止めし、
かぎ針を使って、チェーンステッチで綴じます。
もしくは、毛糸針を使って、段と目の綴じをします。(下の写真)
かぎ針で綴じてゆく方法は、
目を拾う段、裏側からかぎ針を入れ、表側で拾う目に針を入れます。
手前側に出ている糸を拾って裏へ引き出し、鎖編みを一目編みます。
下の写真、鎖を一目編み終ったところ。
同じようにして綴じてゆきます。
注意:鎖目がきつくならないように。
袖の綴じ
袖を身頃に街針で仮止めします。
綴じ針を使って目と段の接ぎ(一部目と目の接ぎ)を使いながら。
綴じてゆきます。
最後に、袖口部分から綴じ用に残した糸とを使って、綴じてゆき、
その後、裾で綴じように残した糸を使って脇へ向かって綴じてゆきます。
ここでは、段同士の接ぎになるので、2段ずつ拾って 接ぎます。
最後にアイロンの蒸気を当てて出来上がり。
出来上がったのは、
1週間くらい前・・・
夫は喜んで、毎日来てくれています♪
ノエルでも、バレンタインでもない
単なる、プレゼントになっちゃいましたー
0 件のコメント:
コメントを投稿