カーディガンを作る時、前たては2種類、
ゴム編みが縦の物と、横の物。
ゴム編みが縦の物の場合は身頃と同時に編みあげられます。
これも、フランスに来てからBergère de Franceの作品を作った時に、
初めて知りました。
7年ほど前、義父母にBergère de Franceのカタログの中のカーディガンを作りました。
ブレザーの襟のように仕上がるもの、でも作り方はシンプルでした。
残念ながらそのカタログも編み図も今は手元にありません。
テクニックは、見ごろを編む際に、前たて部分のゴム編みも一緒に編むというものです。
このカーディガンは前たて部分は5目のゴム編みです。
端になる側は2目続けて表目、裏、表、裏
そして身頃の表目となります。
そしてえりの部分まで編みます。
なるべく綴じの回数を減らしたかったので、この先はメグミのテクニックです。
襟の部分まで編んだら、襟の目数を別糸で鎖編みで作り、
鎖の裏山をひろって前たてと襟を一緒に編みます。
ゴム編みどめが終わったら、襟を身頃にとじ付けます。
襟と前たて部分には綴じはありません。
身頃を編んでいるときは、ゴム編みも同じ号数で編みます。
襟を編む時は、ゴム編みに合わせた号数の針を使います。
結構気に入っているテクニックの一つです。
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